IDM小諸会議2015
IDM東京会議2018
オンライン2021
IDM鎌倉会議2022
IDM鎌倉会議2023
IDM東京会議2023
IDM東京会議2024
NEWS
IDM鎌倉会議2024を10月~12月に開催します。IDMアンケート2024の詳細結果を検証し定性的に協議することを主な目的とする少人数会合です。9月30日にIDMメンバーには案内状(PDF)をメール送信いたしました。案内状は当ページ下部の開催実績欄「IDM鎌倉会議2024」からも閲覧していただけます。
IDM東京会議2024が7月19日(金)15:00~パズル浅草橋で開催されました。
IDMアンケート2024の「全体結果」を発表。“インハウスデザイナーのキャリアデザイン”をテーマとした公開座談会、ワークショップ、懇親パーティーに多くのインハウスデザイナーがご参加くださいました。
IDMアンケート2024の「全体結果」を発表。“インハウスデザイナーのキャリアデザイン”をテーマとした公開座談会、ワークショップ、懇親パーティーに多くのインハウスデザイナーがご参加くださいました。
2024年4月1日(月)~30日(火)に IDMアンケート2024を実施。106名の方がご回答くださりました。
集計結果はIDM東京会議2024(7月開催予定)などで発表します。
集計結果はIDM東京会議2024(7月開催予定)などで発表します。
1月25日(木)18:30よりIDMオンライン新年会(兼コミッティ会議)を開催します。詳細についてはIDM登録メンバーにメール(1/13送信)でご案内しております。お気軽にご参加ください。
2023年11月10日 5年ぶりの本格リアル会合“IDM東京会議2023”がパズル浅草橋で開催されました。テーマは「デザインの未来予測」。多くの方がご参加くださり、ワークショップ&懇親パーティーも楽しく賑やかに行われました。
IDM会議
1.概要
インハウスデザイナー(企業内デザイナー)同士のプライベートな会合
IDM(Inhouse designers meeting)は
2015年7月、若干名の有志が企画し10企業32名のインハウスデザイナーが参集した
宿泊型ワークショップIDM小諸会議(⻑野県)をもってスタートした参加者限定型のイベントです。
それ以降“IDM ○○会議”と称した会合と新年会などを継続的に開催しています。
現在の開催目的は、
2015年7月、若干名の有志が企画し10企業32名のインハウスデザイナーが参集した
宿泊型ワークショップIDM小諸会議(⻑野県)をもってスタートした参加者限定型のイベントです。
それ以降“IDM ○○会議”と称した会合と新年会などを継続的に開催しています。
現在の開催目的は、
インハウスデザイナー個人のスキルアップ
所属するデザインセクションのレベルアップ
勤務先企業のクオリティアップ
これらを日々意識しているインハウスデザイナーの参加を想定し、
「知見」「刺激」「交流」をキーワードとしたプログラムのイベントを不定期開催しています。
知見
相互の情報交換により、勤務先企業のデザイン性向上や様々な問題解決に繋がる知見を獲得する。
刺激
異なる美意識や価値観などを理解することで、個々人のデザイン感覚に柔らかな刺激を与える。
交流
様々な問題意識の共有による新たな活力醸成と、とくに若手同士の貴重な交流の機会とする。
インハウスデザイナーの共通性
インハウスデザイナーとは“企業内デザイナー”のことであり、現在のIDM会議参加者の大半はパッケージデザインを手掛けているインハウスデザイナーの方々です。
大企業のインハウスデザイナーは企業組織の一員でありながら専門的な技術や固有の美意識を用いて様々な制作活動を行うため社内では特殊な存在。また、世間全般のクリエイター層の中でも大組織に属するという点で、プロダクションデザイナーやフリーランスデザイナーに対し量的に少数派。二重の意味でマイノリティであるインハウスデザイナーには、自身の業務に参考となる情報の流通量が少なかったり、日々の業務量をコントロールしにくい若手などは直面している疑問などを本音で語り合える相手も時間も限られる、などといった問題が内在しています。一方で広く多くのお客様に認知・消費される製品のデザインを継続的に手掛けられる機会には恵まれ、自身によるアウトプットが自社の売上・利益やブランド力にも直結することを比較的実感しやすい環境のクリエイターといえます。
そのように業種や会社の組織体制は違えどインハウスデザイナーに共通する機会と問題点は意外に多く、IDM会議は初対面の人同士でも不思議なほどスムーズに議論や意見交換が行える貴重な会合となり、継続的に開催されてきました。
大企業のインハウスデザイナーは企業組織の一員でありながら専門的な技術や固有の美意識を用いて様々な制作活動を行うため社内では特殊な存在。また、世間全般のクリエイター層の中でも大組織に属するという点で、プロダクションデザイナーやフリーランスデザイナーに対し量的に少数派。二重の意味でマイノリティであるインハウスデザイナーには、自身の業務に参考となる情報の流通量が少なかったり、日々の業務量をコントロールしにくい若手などは直面している疑問などを本音で語り合える相手も時間も限られる、などといった問題が内在しています。一方で広く多くのお客様に認知・消費される製品のデザインを継続的に手掛けられる機会には恵まれ、自身によるアウトプットが自社の売上・利益やブランド力にも直結することを比較的実感しやすい環境のクリエイターといえます。
そのように業種や会社の組織体制は違えどインハウスデザイナーに共通する機会と問題点は意外に多く、IDM会議は初対面の人同士でも不思議なほどスムーズに議論や意見交換が行える貴重な会合となり、継続的に開催されてきました。
プライベートな活動としてのイベント参加
参加者の勤務先企業同士は様々な市場において競合関係にあることから、IDM会議はあくまでも“プライベート”な活動と位置付け、業務として(上司の許可を得るなど)ではなく参加していただく前提で企画されています。
参加者同士が「知見」と「刺激」を自社の機密管理には充分に留意した上でギブ&テイク。それにより充実した「交流」が自然に行われるちょっと珍しいイベントであるせいか、当初想定よりも多くのインハウスデザイナーが持続的に参集。さしたる広報活動を行っていないにも関わらず、IDM会議参加者は回を重ねるごとに増加していきました。
参加者同士が「知見」と「刺激」を自社の機密管理には充分に留意した上でギブ&テイク。それにより充実した「交流」が自然に行われるちょっと珍しいイベントであるせいか、当初想定よりも多くのインハウスデザイナーが持続的に参集。さしたる広報活動を行っていないにも関わらず、IDM会議参加者は回を重ねるごとに増加していきました。
2.実績と予定
IDM会議のプログラム
IDM会議は回ごとに“テーマ”を設定し開催しています。テーマはインハウスデザイナー固有のニーズと社会動向を掛け合わせて設定。それに相応しい有識者を招聘しての講演会、それに対する意見を交換するワークショップ、その後にザックバランな懇親パーティーという流れがスタンダードなプログラム構成です。
残念ながら2020年のコロナ禍発生により一旦活動を休止。2021年からは“オンライン会議”として実験的な活動再開に取り組み、2022年には少人数リアル会合を開催。そして2023年秋のIDM東京会議開催により本格的リアル会合復活を果たしました。今後も臨機応変に様々な活動を予定しています。
残念ながら2020年のコロナ禍発生により一旦活動を休止。2021年からは“オンライン会議”として実験的な活動再開に取り組み、2022年には少人数リアル会合を開催。そして2023年秋のIDM東京会議開催により本格的リアル会合復活を果たしました。今後も臨機応変に様々な活動を予定しています。
IDMアンケート
2021年からIDMメンバーとIDM会議参加有資格者を対象としたIDMアンケートを実施しています。目的は、
1.インハウスデザイナーの「理想」と「現実」の定量的検証
2.相対的な企業特性の把握
3.上記1.2.の経年変化確認
これまでワークショップなどを通じなんとなくは明らかになっていたインハウスデザイナー固有の理想と現実の共通性と、企業別や年代別の差異性などを数値化してみるという取組みです。集計は全体結果と企業別結果で、企業別結果は一定の回答者数を超えた企業別集計対象社間でのみ共有しています。
過去のIDM会議の概要については「案内状PDF」をクリックするとファイルをご閲覧いただけます。
1.インハウスデザイナーの「理想」と「現実」の定量的検証
2.相対的な企業特性の把握
3.上記1.2.の経年変化確認
これまでワークショップなどを通じなんとなくは明らかになっていたインハウスデザイナー固有の理想と現実の共通性と、企業別や年代別の差異性などを数値化してみるという取組みです。集計は全体結果と企業別結果で、企業別結果は一定の回答者数を超えた企業別集計対象社間でのみ共有しています。
過去のIDM会議の概要については「案内状PDF」をクリックするとファイルをご閲覧いただけます。
開催実績
IDM小諸会議2015 “インハウスデザイナーの強みと弱み”
IDM小諸会議2016 “インハウスデザイナーが身につけるべき5つのキーワード”
IDM東京会議2018 “インハウスデザイナーがやめる事、始める事”
IDM東京会議2020【延期】 “役に立つデザイン、意味のあるデザイン”
IDMオンライン会議2021春 ~三者座談会(アンケート結果発表)~
IDMオンライン会議2021夏 “インハウスデザイナーの働き方とデザインセクションのあり方”
IDMオンライン会議2021秋 “イノベーションを起こすデザイン組織に必要なこと”
IDM鎌倉会議2022 ~IDMアンケート2022結果の定性的検証(少人数会合)~
IDM鎌倉会議2023 ~IDMアンケート2023結果の定性的検証(少人数会合)~
IDM東京会議2023 ~デザインの未来予測~
IDM東京会議2024 ~インハウスデザイナーのキャリアデザイン~
IDM鎌倉会議2024 ~IDMアンケート2024結果の定性的検証(少人数会合)~
今後の予定
2024年10~12月 IDM鎌倉会議2024(少人数会合)
2025年1月 IDM新年会兼オープンコミッティミーティング(オンライン)
2025年1月 IDM新年会兼オープンコミッティミーティング(オンライン)
3.IDMメンバー
会議参加資格
2018年のIDM東京会議よりIDM会議の参加資格を明確化しました。
1.デザイン業務
一般企業(主に製造業)のデザインセクションに所属しているか、専門的な立場でデザインを担当している。もしくは、一般企業のデザインセクションに所属経験があり、現在は別セクションに異動しているがまた復帰する可能性がある。
2.専門教育
デザインまたは美術の専門教育を履修している。
3.ナショナルブランド
知名度の高いナショナルブランドを有する企業に所属している(非正社員も可)。
一般企業(主に製造業)のデザインセクションに所属しているか、専門的な立場でデザインを担当している。もしくは、一般企業のデザインセクションに所属経験があり、現在は別セクションに異動しているがまた復帰する可能性がある。
2.専門教育
デザインまたは美術の専門教育を履修している。
3.ナショナルブランド
知名度の高いナショナルブランドを有する企業に所属している(非正社員も可)。
上記1.2.3をすべて満たす場合は無条件で各IDMイベントへの参加資格を有します。
1項目程度欠ける場合も、参加意思の強い方であることが確認できればご参加いただいてます。
メンバー登録
2020年のIDM東京会議(延期)の参加受付時から、希望者は「IDMメンバー登録」をしていただいています。
登録されたIDMメンバーにはメールでIDM○○会議の開催案内状などを送信し、そこに記載されているサイトを通じて参加申込みを行っていただくようになりました。それ以降IDMメンバーは徐々に増加、2022年8月時点で100名を越えています。ちなみにメンバーとしての年会費等はなく書類提出なども不要、必要なのはご本人の参加意思だけです。
また、当HPの「メンバー専用ページ(画面上部のアイコン)」には直近イベントの資料やメンバーの所属企業リストなどが格納されていて、パスワード等はIDMメンバーのみにお知らせしていています。
IDMメンバー以外にはメールでのご案内はいたしませんが、上記の参加資格を満たしている方はどなたでもイベント参加申込みができます。
なお、IDM会議への参加、およびIDMメンバー登録を希望される有資格者の方は当サイトの「メールで問い合わせる」をクリックし、
登録されたIDMメンバーにはメールでIDM○○会議の開催案内状などを送信し、そこに記載されているサイトを通じて参加申込みを行っていただくようになりました。それ以降IDMメンバーは徐々に増加、2022年8月時点で100名を越えています。ちなみにメンバーとしての年会費等はなく書類提出なども不要、必要なのはご本人の参加意思だけです。
また、当HPの「メンバー専用ページ(画面上部のアイコン)」には直近イベントの資料やメンバーの所属企業リストなどが格納されていて、パスワード等はIDMメンバーのみにお知らせしていています。
IDMメンバー以外にはメールでのご案内はいたしませんが、上記の参加資格を満たしている方はどなたでもイベント参加申込みができます。
なお、IDM会議への参加、およびIDMメンバー登録を希望される有資格者の方は当サイトの「メールで問い合わせる」をクリックし、
- 氏名
- 勤務先会社名
- 所属部署名
をお知らせください。数日以内にご返信いたします。
ぜひIDM会議にご参加いただき、「知見」と「刺激」と「交流」をお楽しみくださいますよう多くのインハウスデザイナーを常にお待ちしております。ご質問等もお気軽にお寄せください。
ぜひIDM会議にご参加いただき、「知見」と「刺激」と「交流」をお楽しみくださいますよう多くのインハウスデザイナーを常にお待ちしております。ご質問等もお気軽にお寄せください。
運営者とコミッティメンバー
2020年よりIDM会議は株式会社マイルドムーンが運営しています。
また、IDM会議の企画内容は3名のIDMコミッティメンバーで協議・決定しています。
また、IDM会議の企画内容は3名のIDMコミッティメンバーで協議・決定しています。
プロデューサー
今井 雅也
今井 雅也
(株式会社マイルドムーン)
スーパーバイザー
水口 洋二
水口 洋二
(サントリーホールディングス株式会社)
スーパーバイザー
松田 徳巳
松田 徳巳
(ライオン株式会社)
余談:デザイン決定は主観?客観?
最終デザインはA案、B案、C案のどれを選択するか?
消費者調査結果など客観性重視の決定、あるいは社員の感性や情熱など主観性重視の決定か。IDMアンケート2023の集計結果からはその理想と現実に大きなギャップがあることが確認されました。現実は多くの企業が数値と論理を尊ぶ“客観性重視”のデザイン決定。ですがインハウスデザイナーの多くはそれよりも感覚と独創性に賭ける“主観性重視”のデザイン決定が理想のようです。このギャップは大企業ほど大きいのではないでしょうか?
デザイン思考などへの注目からトレンドは“主観性重視”で、それにより感度の高い中小企業などからは魅力的なデザインの製品が創出され始めています。大企業においても一部では「客観→主観」のシフトチェンジが行われているかもしれません。
消費者調査結果など客観性重視の決定、あるいは社員の感性や情熱など主観性重視の決定か。IDMアンケート2023の集計結果からはその理想と現実に大きなギャップがあることが確認されました。現実は多くの企業が数値と論理を尊ぶ“客観性重視”のデザイン決定。ですがインハウスデザイナーの多くはそれよりも感覚と独創性に賭ける“主観性重視”のデザイン決定が理想のようです。このギャップは大企業ほど大きいのではないでしょうか?
デザイン思考などへの注目からトレンドは“主観性重視”で、それにより感度の高い中小企業などからは魅力的なデザインの製品が創出され始めています。大企業においても一部では「客観→主観」のシフトチェンジが行われているかもしれません。