パッケージデザインクリエィティブ
プロフェッショナルなパッケージデザインを集団的に創作、様々な企業・団体等に確信をもって提供いたします。
食品、飲料、日用品、嗜好品、各種工業製品などありとあらゆるパッケージを対象に、多様な価値を産出するデザインとしてかたちにします。市場の流れを変える新商品、堅実で繊細なデザインリニューアル、スピードが求められる期間限定品など臨機応変かつ誠実に対応します。
個性豊かで経験豊富な複数のデザイナーが連動するマイルドムーンのデザインクリエィティブはおそらく国内にはまだないちょっと独創的なスキームによるもの。パッケージデザインに興味をお持ちの方、デザインによる自社製品のブランディングに関心をお持ちの方はぜひ当ページ最下部記載のメールアドレスまたはお電話を通じお気軽にお問い合せください。
食品、飲料、日用品、嗜好品、各種工業製品などありとあらゆるパッケージを対象に、多様な価値を産出するデザインとしてかたちにします。市場の流れを変える新商品、堅実で繊細なデザインリニューアル、スピードが求められる期間限定品など臨機応変かつ誠実に対応します。
個性豊かで経験豊富な複数のデザイナーが連動するマイルドムーンのデザインクリエィティブはおそらく国内にはまだないちょっと独創的なスキームによるもの。パッケージデザインに興味をお持ちの方、デザインによる自社製品のブランディングに関心をお持ちの方はぜひ当ページ最下部記載のメールアドレスまたはお電話を通じお気軽にお問い合せください。
Philosophy −1−
“GOOD DESIGN”の追求
「デザイン」は色彩や形状、カッコ良くて可愛らしい図案や意匠の制作を意味する言葉ではありません。美しい色彩や形状がどれだけの価値を産出するかを計画しながら創作するコトと、それによって創出されたモノを指す言葉です。
産出される価値は経済性(売上・利益)・社会性(公共的利便性・環境適性)・文化性(嗜好性・感覚心理)など多種多様。いずれにおいても個人より集団、集団よりも社会全体にメリットをもたらす価値ほど意義は大きく、それは新たな未来を形成するでしょう。
そして、より大きな価値を産出する「デザイン」こそ質は強く、高い美意識と優れた知見や技術を計画的に統合するコトを果たした明瞭な意志が、モノとしての色彩や形状の美しさに具現化されています。
そのような「デザイン」こそが“GOOD DESIGN”、ただしそれは環境や時代によって変化流転します。時の移ろいと向き合い柔軟に対応しながら、明確な意思をもって美意識と知見と技術を迅速かつ効率的に連動させるシステムを構築。マイルドムーンは常に“GOOD DESIGN”の創出を追求します。
産出される価値は経済性(売上・利益)・社会性(公共的利便性・環境適性)・文化性(嗜好性・感覚心理)など多種多様。いずれにおいても個人より集団、集団よりも社会全体にメリットをもたらす価値ほど意義は大きく、それは新たな未来を形成するでしょう。
そして、より大きな価値を産出する「デザイン」こそ質は強く、高い美意識と優れた知見や技術を計画的に統合するコトを果たした明瞭な意志が、モノとしての色彩や形状の美しさに具現化されています。
そのような「デザイン」こそが“GOOD DESIGN”、ただしそれは環境や時代によって変化流転します。時の移ろいと向き合い柔軟に対応しながら、明確な意思をもって美意識と知見と技術を迅速かつ効率的に連動させるシステムを構築。マイルドムーンは常に“GOOD DESIGN”の創出を追求します。
Philosophy −2−
豊かな社会と幸福な人
豊かな社会は人を幸福にします。幸福な人は明るく穏やかな心を持ち、社会をより豊かにします。
科学技術や経済施策によって物理的には安定的で快適な社会が形成されますが、それだけでは人々が幸福を感じ、さらなる活力を生み出すことはないでしょう。そこに精神的な意味や心理的な価値が付加されてこそ、人の心は明るく穏やかにときめき、豊かな社会が持続的に形成されます。しかしその過程においては様々な競争や挑戦があり、そこに強く広くデザインが関わるようになったのは今世紀に入ってからくらいでしょうか。
19世紀末にアーツ&クラフツ運動が工芸と経済を統合しデザインを創出、20世紀初頭にバウハウスが美意識と産業を融合しデザインを社会化しました。これら大きなイノベーションによりもたらされた大量消費社会を経て、デザインは広く一般に普及し日常化、通信の高速化と多様化もあり○○デザインが氾濫しているのが現代です。そのため「デザイン」の意味は人により、場面により様々に異なる状況ともいえます。
マイルドムーンは美意識による価値の産出こそが「デザイン」と定義します。その質を高めれば豊かな社会と幸福な人が連鎖的に増殖するという仮説を立て、様々なCREATIVEWORKを通じてそれを実証します。
科学技術や経済施策によって物理的には安定的で快適な社会が形成されますが、それだけでは人々が幸福を感じ、さらなる活力を生み出すことはないでしょう。そこに精神的な意味や心理的な価値が付加されてこそ、人の心は明るく穏やかにときめき、豊かな社会が持続的に形成されます。しかしその過程においては様々な競争や挑戦があり、そこに強く広くデザインが関わるようになったのは今世紀に入ってからくらいでしょうか。
19世紀末にアーツ&クラフツ運動が工芸と経済を統合しデザインを創出、20世紀初頭にバウハウスが美意識と産業を融合しデザインを社会化しました。これら大きなイノベーションによりもたらされた大量消費社会を経て、デザインは広く一般に普及し日常化、通信の高速化と多様化もあり○○デザインが氾濫しているのが現代です。そのため「デザイン」の意味は人により、場面により様々に異なる状況ともいえます。
マイルドムーンは美意識による価値の産出こそが「デザイン」と定義します。その質を高めれば豊かな社会と幸福な人が連鎖的に増殖するという仮説を立て、様々なCREATIVEWORKを通じてそれを実証します。
余談:聖獣麒麟について
マイルドムーンはDesign philosophyとして “豊かな社会と幸福な人”を掲げていますが、これは代表取締役今井がキリンビール(株)に30年間勤務し、そのパッケージデザインを通じ長く“聖獣麒麟”と向き合ってきたことによる発想かもしれません。
キリンビールのグラフィックアイコンである聖獣麒麟は動物園にいる首の長いキリンとはまったく関係のない想像上の生物で、紀元前中国から“幸福の象徴”として崇められている図像です。ライフワークとして聖獣麒麟を少しだけ研究したこともあるのですが、キリンビールラベルの他に日本国内では寺社仏閣の建築装飾などとして密かに佇んでいます。例えば日光・東照宮の陽明門や京都・北野天満宮の御本殿など。それ以外にも様々な麒麟が各地にいて、人々の幸福や世の平和をシンボライズしています。
キリンビールラベルの聖獣麒麟は明治中期に創出され、その図像は人々がビールを飲む楽しさや喜びと約130年間共鳴。昭和の高度経済成長期にキリンビールは販売数量で国内を代表するブランドとなりました。現代において聖獣麒麟は過度に具象的でクラシカルなアイコンではありますが、キリンビールブランドの大半のパッケージデザインにおいて今なお悠然と輝いています。これをブランドシンボルに用いたのはビジュアルやネーミングとしての固有性・差異性など今でいうマーケティング的な狙いの他に、このビールを飲む人々がより幸せになってほしいという造り手の情緒性も込められていたのではないかと想像します。
広く多く長く愛される製品や意匠には、言葉や数値にはできない不思議な力が備わっています。その力はきっと人の英知によってプログラムされ、時の流れを漂い偶発性の風も受けながらコンシューマーや様々なステークホルダーの想いが積層することで、当初の想定を超えてパワーアップしたものなのでしょう。
キリンビールのグラフィックアイコンである聖獣麒麟は動物園にいる首の長いキリンとはまったく関係のない想像上の生物で、紀元前中国から“幸福の象徴”として崇められている図像です。ライフワークとして聖獣麒麟を少しだけ研究したこともあるのですが、キリンビールラベルの他に日本国内では寺社仏閣の建築装飾などとして密かに佇んでいます。例えば日光・東照宮の陽明門や京都・北野天満宮の御本殿など。それ以外にも様々な麒麟が各地にいて、人々の幸福や世の平和をシンボライズしています。
キリンビールラベルの聖獣麒麟は明治中期に創出され、その図像は人々がビールを飲む楽しさや喜びと約130年間共鳴。昭和の高度経済成長期にキリンビールは販売数量で国内を代表するブランドとなりました。現代において聖獣麒麟は過度に具象的でクラシカルなアイコンではありますが、キリンビールブランドの大半のパッケージデザインにおいて今なお悠然と輝いています。これをブランドシンボルに用いたのはビジュアルやネーミングとしての固有性・差異性など今でいうマーケティング的な狙いの他に、このビールを飲む人々がより幸せになってほしいという造り手の情緒性も込められていたのではないかと想像します。
広く多く長く愛される製品や意匠には、言葉や数値にはできない不思議な力が備わっています。その力はきっと人の英知によってプログラムされ、時の流れを漂い偶発性の風も受けながらコンシューマーや様々なステークホルダーの想いが積層することで、当初の想定を超えてパワーアップしたものなのでしょう。
キリンビールの“聖獣麒麟”
日光・東照宮 京都・北野天満宮
鳥取・麒麟獅子舞 福岡・大宰府天満宮